品の良い振る舞い、行儀の良さ…これらはどちらかというと、男性よりも女性の方が意識すべきこととされ、子供の頃にも親や先生から教わったり注意を受けたりすることが多いように思います。

 

ですが、大人になって思うのは男性にも品の良さというのは必要なもので、それは色々な場面でその人自身の強みとなって活かされることが多いということです。もちろんそれは婚活の場面においても。

 

特に目立つのが挨拶と言葉遣い。「初めまして」「こんにちは」「お会いできて嬉しいです」「今日はありがとうございました」「では失礼します」…このような挨拶が自然と出来ていますか?

当たり前のように感じますが意外と「あ、どうも」「じゃあ行きましょうか」「じゃあ今日はこれで~」と挨拶を疎かにしている人が多いのです。

またお見合いで仲人が引き合わせのため立ち合う場合、一緒にいる相手方仲人に挨拶がないという方も!(見えていないわけではないと思いますが…)女性は冷静です。ふとした瞬間や自分以外の人への態度にこそ相手の本性、人となりが現れることをよく分かっています。自分の友人や親に紹介し一生を共にする相手が挨拶も出来ない人では困ります。

 

言葉遣いも同じで、会話の中でも同僚や友人、家族のことを「あいつ」「お前」呼ばわりしたり、お店の店員さんにも敬語を使わなかったり、初対面で自分のことを「俺」というのもあまり品がありません。言葉遣いが乱暴だど、なんとなく態度も横柄に見えたり、荒っぽい印象を受けるものです。

もしそうではなかったとしても、言葉遣いは乱暴だけどものすごい人格者なのだとしても、初対面の数時間でそれを判断するのは難しいもの。言葉遣いだけで悪い方に判断されてしまうとしたら、勿体ないですよね。

 

性格や考え方、価値観をいきなり変えることはできませんが、挨拶の仕方や言葉遣いは自分の意識次第ですぐに変えることができます。たかが言葉遣い、されど言葉遣い。ここを意識するだけで婚活でも、延いてはビジネスの場など他の場面でも他者からの印象が良くなり、行き詰っているものが一気に動き出すかもしれません。