一生懸命婚活をしているのになぜかうまくいかない男性がいます。

 

傍目から見たら背も高くスラリとしたイケメンで、安定した職に就いていてそこそこの所得もあり、たばこは吸わないし深酒もしない、まさにハイスペックな男性でこんな好条件な人ならさぞモテるだろうに、と思う人です。

 

ところが、相談所や出会いサイトなどでお見合いにこぎつけることは多々あれど、なかなかその先に進まない。お付き合いが始まっても、1~2か月ですぐに女性の方からお断りされてしまう。なぜなのだろうかとその男性と話してみると、どうやらコミュニケーションに問題がありそうでした。

 

 

彼の話の大半は、自分の仕事がどれほど忙しくて大変かだとか、そこで自分が頑張ってやっていることに対しての会社の評価が低いだとか、はたまた政治の情勢を勝手な自分目線で分析してみたかと思ったら、日本政府のやり方や専門家の意見まで批判する。それに飽きると今度は自分の趣味の話を延々と語り続ける。しかも、それを上から目線で「所詮社会は・・・」などとすべて分かったかのような口ぶりで話します。

 

そんな話をされても女性はまったく楽しくないし、上から目線のその口ぶりは、将来結婚して“家庭”という小さな社会を築いたときに、妻を見下し、批判するのを感じさせます。