前回に続いて、「大戸屋」のちらしについて書かせて頂きます!

ちらしの2ページ目にも、とても素敵な言葉が書かれていましたので、

再度、書かずにはいられませんでした。以下がその言葉です。

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仲よくなりたいとき、友だちになりたいとき、恋人になりたいとき、

家族になりたいとき、私たちはこう言います。

「一緒に食事でもどうです。」

ごはんを食べることは、仲よくなること、友だちになること、

恋人になること、家族になることです。

さぁ、「大戸屋」でどうぞ。

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改めて、本当に、一緒にごはんを食べることは、

仲良くなる近道なのだと思いました。

会員様たちがお見合いのあと、最初のデートは殆どが、

ランチかディナーのことが多いです。

最初のデートでいきなりドライブやテーマパークに行かれることは少なく、

まずは2~3時間のお食事の中で、お互いの考えや環境を少しずつ

知って行かれるのが普通です。

お見合いのときの緊張感から少し解放され、これから始まる二人の交際への

期待と不安が交差されながらも、それでも二人でいることの楽しさが

上回っておられる時間です。

最初のデートの場所は一般的にはイタリアンやフレンチのレストランが比較的多く、

男性の方がコース料理を予約してくださることも少なくありません。

会話をしながらそこにある美味しいお料理が、どんなにお二人の気持ちを

高揚させてくれるかは申すまでもないと思います。

美味しいものを食べることは、本当にとても日常的なことでありながら、

人を幸せにする大きな力を持っていると思います。

2~3回目のお食事のデートが経過される頃には、次第にお二人の間に親しさが増してこられます。

その頃には、ドライブや映画、コンサート、美術館などのデートも登場してきています。

そして・・!4~5回目のデートが過ぎた頃、素の自分を出してもいいのかな?と

お二人が思い出した頃、男性が「お昼、大戸屋にする?」と聞いて、

女性が「うん!」と明るく答えられたなら、お二人はほぼ結婚なさる!と私は思います。

何故なら、家庭料理こそ、定食そのものに他ならないですし、

そこには雰囲気のある照明や豪華なお料理はないかもしれませんが、

何より、温かい家庭の味があり、それを二人で一緒に食べることは、

近い将来のお二人の家庭をイメージさせてくれるものが沢山あると思うからです。

何より!無理をしない、普段のありのままを良しとしてくれる女性の気持ちに、

どんなに男性がほっとする気持ちになれるかは、男性、女性お二人の気持ちを

日常的にお聞きしている私としましては、ぱちぱちぱちと、心からの拍手を送りたい気持ちです。

自分の精一杯を尽くすことは勿、勿論、とても尊いことですし、

またそれ必要な時期も確かにあると思います。

でも、素の自分、生地のありのままの自分を受け入れてくれる人こそ、

本当のご結婚相手だと思います。

こう書いてきまして、人に取って、「食べること」というのは改めて、

とてもありふれた日常的なことでありながら、だからこそ、

「誰かと一緒に食事をするということ」が単にそれ以上の意味を

持っていることに改めて気づかされたのでした。

それはよそゆきではない、ありのままの自分を、

ごく自然にお相手の前に開示してゆく行為でもあるのだと思ったのでした。

少し遠くに引っ越してしまい、しばらく会えていない大好きな友人に、

「今度ご飯を食べようよ ♪」と声をかけたくなった先日のことでした ♪